ブラックロックCEO:長期投資家にはドルが最適通貨

米投資会社ブラックロックのロ ーレンス・フィンク最高経営責任者(CEO)は17日、投資家は 引き続き資産価値の保護では米ドルを選好していると述べた。

フィンクCEOはブルームバーグ・テレビジョンのインタビュ ーで、「相当な手持ち資金があるならば、今でも預け先はドルが最 適だと確信している」と述べ、ユーロや円、英ポンドと比べても 「私はドルを選ぶ」と続けた。

信用危機と米国の膨大な借り入れがドルへの信頼感を損ね、ド ル建て資産に対する逃避需要が減退している。中国、インド、 ブラジル、ロシアは今年に入り、ドルに代わる世界の主要基軸通貨の創 設を訴えている。

主要6通貨に対するインターコンチネンタル取引所(ICE) のドル指数はこの日一時、昨年9月22日以来で最低の76.010まで 低下した。

フィンクCEOは米国が「赤字問題に対応しなければ、ま た、経済問題に対して包括的な取り組みを実施しなければ、米ドル 以外の準備通貨が利用される日が来るかもしれない」と述べながらも、 ドル安は輸出を押し上げることにもなり、米景気の「回復過程にお いて助け」にもなると指摘した。

同CEOは「輸出が米国の景気を一段と押し上げるとみてい る。それによって持続可能な成長がみられるだろう」と語った。

原題:BlackRock’s Fink Says Dollar Still Best for

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