英国債:10年債は3日続落、株高で需要後退-利回り3.73%に上昇

英国債市場では、10年債相場 が3日続落。製造業受注が8カ月ぶり高水準となったのに加え、株式 相場が上昇したことを受け、安全資産としての国債需要が後退した。

2年債に対する10年債の上乗せ利回りは拡大。ブルームバーグ のデータによれば、少なくとも1992年1月以来で最大の幅となった。 人材紹介会社モルガン・マッキンリーが17日発表した調査で、8月 のロンドン金融業界の求人数は前月比18%増加し、年初来で最大の 伸びを示した。これを受けて、景気底打ち感が強まった。

RIAキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、ニコラ ス・スタメンコビッチ氏は、「この日の株式と英国債の両相場間では 極めて堅固に反作用する動きがみられた。リスク許容度の改善が英国 債の妙味を減退させた」と語った。

ロンドン時間午後5時25分現在、10年債利回りは前日比4ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01ポイント)上昇し3.73%。同国 債(表面利率4.25%、2019年3月償還)価格は0.32ポイント下 げ106.10。2年債利回りも4bp上昇の0.83%となった。2年債 と10年債の利回り格差(スプレッド)は289bpに拡大した。

英株式の指標であるFT100種指数が0.8%上げたほか、MSC I世界指数もプラスとなっている。

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