欧州債:独国債下落、株高と供給増加で-10年債利回り3.36%

欧州債市場ではドイツ国債相場 が4日続落。株式市場の上昇に加え、フランスとスペインで総額120 億ユーロを超える規模の入札が実施されたことが背景。欧州地域の今 年の記録的な国債発行額に、需要が追いつかないとの懸念が台頭した。

独10年債利回りは上昇し、1カ月ぶり高水準まであと1ベーシ スポイント(bp、1bp=0.01%)に迫った。MSCI世界指数 は3日続伸した。フランスは2011年と2014年に償還期限を迎える 国債約80億ユーロと、指数連動債18億ユーロの入札を実施。スペ インは償還期限が2019年の国債24億5000万ユーロを発行した。

INGグループの債券ストラテジスト、ウィルソン・チン氏(ア ムステルダム在勤)は、「今週は国債が大量に供給されており、国債 価格を圧迫している。株式市場と逆相関の関係にあることも国債相場 の重しになっている」と述べた。

ロンドン時間午後4時43分現在、独10年債利回りは前日比3 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し3.36%。同国債 (表面利率3.5%、2019年償還)価格は0.24ポイント下げ101.10。 独2年債利回りは同3bp上昇の1.29%。

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