8月米住宅着工:1.5%増の59.8万件、一戸建ては3%減

米商務省が17日に発表した8 月の住宅着工件数(季節調整済み、年率換算、以下同じ)は前月比

1.5%増の59万8000戸で、9カ月ぶりの高水準。ブルームバー グ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央値と一致した。

一戸建て住宅は3%減少して47万9000戸と今年1月以来のマ イナス、変動の大きい集合住宅が25%増加して11万9000戸だっ た。一戸建ての減少は、初めての住宅購入者を対象にした米政府に よる税優遇措置の終了が近づいているのが背景だ。

エコノミストらは、オバマ政権が初回住宅購入者を対象にした 8000ドルの税優遇措置を11月以降も継続するかどうか不透明なこ とから、住宅建設業者は供給をこれ以上増やすのには消極的だと話 す。

RBSセキュリティーズのチーフエコノミスト、スティーブ ン・スタンリー氏「税優遇措置の終了時期が見えてきており、今は 調整時期にある。長い目で見れば住宅着工件数は確実に増えるだろ う」と述べた。

先行指標となる8月の住宅着工許可件数も集合住宅の増加を背 景に2.7%増えて57万9000件となった。エコノミスト予想では58 万3000件が見込まれていた。

地域別の住宅着工は北東部が24%増と大幅増。中西部も0.9%増 加した。南部は2.4%減少、西部はほぼ変わらずだった。

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