バーゼル委員会:監督当局の権限拡大を、銀行破たんの波及回避で

国際決済銀行(BIS)のバーゼ ル銀行監督委員会は17日、銀行破たんが他国の金融システムに波及す るのを回避するため、各国の監督当局の権限が拡大される必要があると 提言した。

同委員会はウェブサイトに掲載した報告で、銀行が破産申請した 際に市場機能を維持するため、各国の監督当局は契約の解約条項 を無効にできる権限が必要との見解を示した。

バーゼル委のクロスボーダー銀行処理グループ(CBRG)は同 報告で、監督当局は国際的な解決策を策定するとともに、金融危機でカ ウプシング銀行やリーマン・ブラザーズ・ホールディングスなどの銀行 が破たんした際に生じた世界規模の困難から教訓を得る必要があると記 した。

報告によれば、監督当局は主要金融機関の維持または全体を段階 的に縮小させる「生前遺言」とも呼ばれる事前計画を策定しておく必要 があり、これを可能にするためにより簡素な体制作りを企業に促すべき だとしている。また、監督当局は関係省庁との協力体制と情報共有を 改善する必要があるとも指摘した。

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