中国の10-12月期成長率は10%に達する公算-発改委の陳氏

中国国家発展改革委員会(発改 委)のエコノミスト陳東琪氏は17日、同国の2009年10-12月 (第4四半期)の成長率が10%かそれ以上に加速する可能性がある との見方を示した。

陳氏は上海での会議で、「経済成長は今年7-9月(第3四半 期)から10年1-3月(第1四半期)にかけて加速する公算があ る」と発言。景気刺激策と輸出や国内消費の回復により「2けた台の 成長」になるとの予想を示した。

ブルームバーグ・ニュースが8月にまとめたエコノミスト調査 によると、09年第4四半期の成長率は前年同期比9.9%、10年第1 四半期は10%が見込まれている。温家宝首相は先週、中国の景気回 復に向けた措置について、引き揚げることは「できないし、する意志 もない」と言明した。

陳氏はさらに、経済成長率が9%超、インフレ率が3%超、あ るいは輸出の伸びが15%超となった場合、政府は金融引き締めの検 討が必要になるかもしれないとの見方を示した。

尹蔚民人事社会保障相は9日、長江や珠江デルタで労働者確保 が困難になっている例を挙げ、国内の輸出拠点の労働力不足は同国経 済が回復しつつあることを示す兆しだと指摘した。

中国の09年4-6月(第2四半期)の国内総生産(GDP)伸 び率は前年同期比7.9%となり、1-3月の6.1%から加速した。 08年の成長率は9%と、前年の13%から減速していた。

同国政府が昨年11月に打ち出した4兆元(約53兆3000億 円)規模の景気刺激策は10年末まで継続される。

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