日電産株が1年ぶり高値、HDDの需要拡大期待-出来高も半年で最高

精密小型モーター大手の日本電産 株が3連騰で、一時6%高の7450円と2008年9月8日以来、約1年 ぶりの高値水準を回復。民生用電機の高機能化に伴い、ハードディスク ドライブ(HDD)の需要が拡大しており、業績拡大を見込んだ投資資 金の流入が活発化してきた。終値は5.1%高の7390円、出来高は140 万株と過去半年で最高。

東海東京調査センターの広瀬治シニアアナリストは、この日は世界 的な株高を背景に日本の好業績銘柄にも資金が還流していると指摘。そ の上で、「第3四半期(10-12月)にHDDの数量がこれまでのピー クを超えるとみられている。民生電機用で記憶容量2テラ(テラは1兆 バイト)のHDが出てきており、フラッシュメモリーに代替されるとの 懸念が後退、HDの需要の強さをあらためて印象付けている」と述べた。

ブルームバーグ・データによると、担当アナリスト18人による向 こう3期間の連結営業利益予想の平均値は、今期(2010年3月期)が 574億円、来期(11年3月期)が740億円、再来期(12年3月期)が 867億円。会社側の今期計画は500億円。

広瀬氏は、日電産株について「来期予想ベースでいまだ株価収益率 (PER)20倍以下で割高感はない」と見ている。

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