トレーダーは「依存症」-元ソシエテのケルビエル容疑者が語る職業観

フランスの銀行ソシエテ・ジェ ネラルから49億ユーロ(現在の為替レートで約6570億円)の巨額 損失計上の責任を問われているジェローム・ケルビエル容疑者(32) は16日、自身が携わっていたトレーディングには依存性があり、報 酬を制限してもリスクが高い取引の抑制にはつながらないとの見方 を示した。

同国国営テレビ局フランス2の番組「ロブジェ・ドゥ・スキャン ダル」のインタビューで、トレーダーという職業は「人間を少し狂わ せて依存症にさせる。リスクを取る羽目になる」と同容疑者は語った。 ソシエテが計上した損失に関する調査や現在の金融危機におけるト レーダーの役割について話すなかでコメントした。

ケルビエル容疑者はまた、「わたしの行動が気付かれずにいたと 言うのは不可能だ。すべては把握されていた。銀行でほかの人間と同 じことをしたまでだ」と述べた。

2週間前に仏控訴院は、ケルビエル容疑者をめぐる予審の公判へ の移行命令を凍結。ソシエテの財務記録を新たな外部専門家を加えて 見直す捜査を拒否した予備判事の判断を検証するとしている。

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