米SECと英FSA:ヘッジファンドの情報収集めぐる協力で合意

ニューヨークとロンドンの両方に 拠点を置くヘッジファンドは、規制当局に報告するデータが1組で足 りるようになる可能性がある。米英当局が情報収集での協力で合意し たためだ。

米証券取引委員会(SEC)のシャピロ委員長と英金融サービス 機構(FSA)のサンツ最高経営責任者(CEO)は16日、ヘッジフ ァンドやその投資顧問などの「市場参加者」に求める規制上の要件に ついて共通の取り組みを検討すると発表した。

シャピロ氏は発表文で、「SECとFSAは、世界の主要市場の中 の2つの規制当局として協調することに強い関心を持っている」と説 明した。

ヘッジファンドについて、FSAは認可制を採用し、米国は任意 登録としている。FSAのアビ・ジョーンズ報道官によると、FSA は既にヘッジファンドから、資本や流動性、ファンドの種類などの情 報入手を試験的に行っている。同報道官は、今回の合意によりSEC も同様の情報収集を行うか、FSAと共有することになる可能性があ ると指摘した。

FSAの発表文によると、シャピロ氏とサンツ氏は、店頭デリバ ティブ(金融派生商品)や会計、格付け会社に対する監督、空売り、 金融機関のボーナスなどについても意見交換した。

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