前原国交相:日航への取り組みは白紙に戻す-見極めた上で判断する

前原誠司国土交通相は17日未明 に首相官邸で就任会見し、日本航空(JAL)の経営再建問題をめぐり 国土交通省が進めていた「経営改善計画のための有識者会議」を「いっ たん白紙に戻す」と言明し、民主党中心の新政権主導であらためて見直 す考えを示した。会見はNHKが放送した。

有識者会議については「前の自民党政権でつくられた仕組み」と の認識を示し、「人材を見直す。多様な意見をうかがい、単にJALの 立て直しの問題だけではなく、日本の航空政策はどうあるべきかとの広 い観点から、JALの問題をどう解決するかアドバイスをいただきた い」と語った。

また、日航へ融資している金融機関からも話を聞くとした上で、 「本当に再建計画は実現可能なのか。仮に実行されたとして、本当に立 て直しができるのか、しっかりと見極めて判断をしてゆきたいと思って いる」と強調した。

有識者会議は、一橋大学の杉山武彦学長を座長とし、経営再建の 専門家や大学教授など6人で構成。8月20日の初会合から、これまで 2度開催されている。オブザーバーとして日航の西松遥社長や、日本政 策投資銀行など主要取引先の5行が参加している。9月末をめどに3度 目の会合を開催して、日航の経営改善計画について議論し、指導・監督 していく方針を打ち出していた。

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