アスクル株が急反発、原価低減と経費圧縮で利益率改善-業績増額期待

オフィス関連用品のネット販売を 手掛けるアスクル株が一時、7.1%高の1899円と急反発。16日公表の 第1四半期(6-8月)決算は、経費削減努力が実り28%の経常増益 となった。会社側は今期業績予想を据え置いたが、上振れを見込んだが 買いが優勢で、年初来高値の1908円(8月24日)に迫る。

同社が16日の取引終了後に公表した第1四半期決算によると、連 結経常利益は前年同期比28%増の22億円となり、通期計画(68億 円)に対する進ちょく率は32.9%となった。中小企業の経営環境悪化 などで顧客先の購入単価が同6.2%低下したが、飲料や日用雑貨など粗 利益率の高い商品が伸び、全社粗利益率は24.4%と1.5 ポイント改善 した。営業利益率も1.3ポイント向上した。

いちよし経済研究所の納博司アナリストは、「売り上げが想定ほど 悪くなかった上、原価低減による粗利益率改善もあり、かなり良い決 算」と評価。今期経常利益について、「もともと会社計画より4%高い 71億円程度になるとみてきたが、さらにプラスアルファが期待できそ うだ」と予測している。

会社側の通期(2010年5月期)業績予想は、売上高が前期比

6.6%増の2030億円、経常利益が同18%減の68億円。

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