花王株5カ月ぶり値下り率、エコナ自粛でイメージ悪化懸念

製品販売自粛と出荷停止を決めた花 王の株価が下落。一時約5カ月ぶりの値下り率を記録した。収益への直 接的な影響は大きくないが、イメージ悪化を懸念した売り注文が先行し ているとの見方が出ている。

日用品国内最大手の花王の株価は一時105円(4.7%)安の2150円 まで下落した。4月22日(取引時間中)以来の値下り率になる。午前 10時16分現在で50円(2.2%)安の2205円で取引が進んでいる。花王 は16日、「エコナ・クッキングオイル」などエコナ関連製品の販売を自 粛すると発表した。

髙木証券金融商品部株式課の菊池重夫氏は、収益への影響は大きく ないと前置きした上で、「花王などの消費関連企業はイメージが大事」 と述べ、企業イメージ悪化を懸念する売りが一時的に膨らんだとの見方 を示した。エコナ関連製品の売上高は年間約200億円。

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