新興市場株:上昇、昨年10月安値の2倍の水準に-米指標などを好感

16日の新興市場株は上昇。MSC I新興市場指数は2008年10月安値の2倍超の水準となった。米小売 売上高が市場予想を上回ったことや、金属相場の上昇、インドネシア のソブリン債格付けの引き上げなどが好感された。

MSCI新興市場指数はニューヨーク時間午後5時20分(日本時 間17日午前6時20分)現在、前日比2.2%高の913.51と、取引時間 中として2008年9月2日以来の高値を付けている。

新興国の債券相場も上昇し、JPモルガン・チェースのデータに よると、米国債利回りに対する上乗せ利回りは21ベーシスポイント (bp、1bp=0.01%)低下の310bpと、この1年余りの最低に 縮小した。また、インドネシアの通貨ルピアは、米ドルに対し前日比

1.9%高と、22の新興市場国通貨の中で最大の上昇率を記録した。

MSCI新興市場指数は、08年10月27日に終値ベースで454.34 の安値を付けた。その後、投資家の間で、世界経済は第2次大戦以降 最悪の不況から回復しつつあるとの観測が高まり上昇してきた。

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