米オラクル6-8月:売上高が予想下回る-海外需要が低迷

世界2位のソフトウエア会社、米 オラクルが16日発表した2009年6-8月(第1四半期)決算は、売 上高がアナリスト予想を下回った。海外での受注低迷が響いた。株価 は16日の時間外取引で一時4.9%下落した。

発表資料によると、純利益は11億2000万ドル(1株当たり22 セント)となり、前年同期の10億8000万ドル(同21セント)から増 加した。売上高は買収した企業の分を含めたベースで前年同期比

6.6%減の50億6000万ドルとなり、ブルームバーグが調査したアナリ スト予想の52億5000万ドルを下回った。

ラリー・エリソン最高経営責任者(CEO、65)率いるオラクル は、欧州やアジアなどの海外部門で受注が鈍化している。ソフトを購 入する法人顧客が減っており、オラクルは利益を維持するためサポー ト契約と経費削減に頼らざるを得ない状況だ。同社はまた、サン・マ イクロシステムズの買収手続きの遅れにも直面している。

ラザード・キャピタル・マーケッツ(ニューヨーク)のアナリス ト、ジョエル・フィッシュバイン氏は、「新規ライセンス収入は期待外 れだった」と述べ、「依然として世界景気は回復の途中にあることが示 された」と指摘した。

将来の収益成長の指標となる新規ソフトウエア・ライセンス収入 は第1四半期に17%減少し、10億3000万ドルだった。一部費用を除 いたベースの1株利益は30セントで、アナリスト予想と一致した。

16日のナスダック市場では、オラクルの株価は22.13ドルで取引 を終えた。年初来では25%高。決算発表を受けた時間外取引では一時

1.08ドル安の21.05ドルを付けた。

オラクルのサフラ・カッツ社長は16日の電話会議で、9-11月 (第2四半期)の1株利益が一部費用を除いたベースで35-36セント になる見通しを示した。アナリスト予想は36セントだった。同社は売 上高の予想を約56億-58億ドルとした。アナリスト予想は57億4000 万ドル。この予想にはサンの売上高は含まれない。カッツ社長は、今 四半期の業績は前期比で「大幅に改善する」との見方を示した。

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