英国債:下落、景気底打ち感で需要後退-2年債利回り0.80%

英国債相場は下落。2年債利回 りは17年ぶり低水準から上昇に転じた。この日発表された8月の米 鉱工業生産指数が予想以上に改善し、世界的なリセッション(景気後 退)が和らぎつつある兆候が強まったことを受け、安全資産としての 国債需要が後退した。

10年債相場は続落。FT100種指数が約1年ぶり高値をつけるな ど、世界的に株高となった。

RIAキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、ニック・ スタメンコビッチ氏は、「米国を中心に世界的に株高となったことに反 応し、英国債が再び軟調となった可能性がある」と述べた。「現在から 次の総選挙までの間に歳出削減をめぐる数多くの観測が出るだろう」と も語った。

ロンドン時間午後5時現在、2年債利回りは前日比5ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01ポイント)上昇し0.80%。一時は

0.71%まで下げ、ブルームバーグがデータ集計を始めた1992年1 月以来の低水準となった。

同国債(表面利率4.25%、2011年3月償還)価格は0.09ポ イント下げ105.04。10年債利回りは3.69%と、前日から7bp上 昇した。2年債に対する10年債の上乗せ利回りは288bpと、92 年以降で最大の幅に拡大した。

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