ドルへの弱気1年半で最高、円への強気は高まる-ブルームバーグ調査

ブルームバーグが世界の端末ユー ザー1851人を対象にまとめた9月の調査によると、ドルに対する見方 は1年半で最も弱気に傾斜している。世界景気回復の兆しを受けて相 対的に安全な資産としてのドルへの需要が後退した。

9月のブルームバーグ・プロフェッショナル・グローバル信頼感 指数によると、ユーザーらは今後6カ月間にドルが下落し米国債利回 りが上昇するとみている。景気への信頼感は2カ月連続で改善した。

みずほコーポレート銀行の米国通貨セールス責任者、ファビア ン・エリアソン氏は、「安全資産への資金逃避が必要でなくなった時 点でドルの持ち高を減らそうとする投資家が多いだろう」と指摘した。

ドル相場の見通しを示す指数は9月に30.8と、8月の38.8か ら低下した。同水準は2008年3月の30.3以来で最低。指数は50を 下回るとドル下落予想を示す。

円についての指数は3カ月ぶりに上昇し円への強気の高まりを示 した。9月の指数は62.11(前月は50.31)。この日発足した民主党 政権は前政権に比べ円高への許容度が高いとの見方を背景に、8月の 円相場は主要貿易相手国16通貨のうち15通貨に対して上昇していた。

世界経済についての指数は58.5(前月は58.1)に上昇。米10 年債利回りについての指数は66.2と同64.8から上昇。6月は73.7 だった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE