アジア株:MSCI指数、3週間で最大の上げ-景気回復期待広がる

16日のアジア株式相場は上昇し、 MSCIアジア太平洋指数がここ3週間で最大の上げとなった。8月 の米小売売上高が市場予想を上回ったことで、輸出企業の売り上げ見 通しが改善した。

液晶テレビ生産で世界最大手、韓国のサムスン電子は3.4%高。 米州での売上高が全体の28%を占めるキヤノンも高い。野村証券は、 キヤノン株の買いを推奨した。資産総額でオーストラリア最大の銀行、 ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)も買われた。ウエストパ ック銀行などがまとめた7月の豪景気先行指数の上昇を好感した。

INGインベストメント・マネジメントのフィリピン部門最高投 資責任者(CIO)、ポール・ジョゼフ・ガルシア氏は「アジアや他の 新興国の経済は力強く、世界的な景気回復のさらなる恩恵を受けるだ ろう」とし、「貿易も勢いを増す見通しで、アジアの輸出関連産業には プラスだ」と指摘した。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後4時37分現在、前日比

1.8%高の117.88。上昇率は8月24日以降で最大となった。日経平均 株価は前日比53円15銭(0.5%)上昇の1万270円77銭で終了した。

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