リーマン破たんから1年、企業の3割強はまだ「危機」-マッキンゼー

米投資銀行リーマン・ブラザー ズ・ホールディングスの経営破たんから1年が経過したが、企業の 3分の1は危機的状況にあり、依然として経費を削減していること が、コンサルティング会社マッキンゼーの調査で分かった。

マッキンゼーは電子メールで配布した調査報告書で「世界の経 済システムが崩壊寸前に陥ってから1年が経過し、多くの企業が利 益拡大の方法をようやく見いだしつつある一方で、同様に利益の減 少も多くの企業で予想されている」と指摘。「企業経営者のより広範 囲な経済に対する期待感が依然として脆弱(ぜいじゃく)であるこ とも示唆されている」と付け加えた。

同調査はすべての地域、業種、企業規模の企業経営者1677人 からの回答を基に分析した。消費者や企業が融資を受けられないこ とを理由に売上高の減少を予想した回答者は10%未満だった一方、 今後5年で借り入れコストの上昇を予想した回答者は50%近くに 上った。

世界経済が回復し始めると予想する中国の経営者の割合は、ほ かの地域と変わらないが、中国経営者は自国の経済見通しについて 特に強気で、82%が今年の経済成長の加速を予想した。

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