ネガラインドネシア銀:イスラム金融部門の分離・増資を計画-社長

資産規模でインドネシア4位の銀 行、バンクネガラインドネシアのガトット・スウォンド社長は、イス ラム金融部門を分離し、同部門の資本増強を図る計画を明らかにした。

スウォンド社長は15日、同行のジャカルタ本店でインタビューに 応じ、イスラム金融部門の分離に関して10月5日に株主に承認を求め ると語った。同部門の当初の払い込み資本は7000億-1兆ルピア(約 65億-93億円)になるという。現在の総資産は3億5400万ドル(約 320億円)。

スウォンド社長は、イスラムの法(シャリア)に基づく「金融業 務を拡大する」と述べた上で、イスラム金融部門の「分離・独立後に 資本増強へ向け海外投資家へ出資を呼び掛ける」と語った。バンクネ ガラの同部門への出資比率は少なくとも40%を維持したい考え。

イスラム教徒が世界で最も多いインドネシアは中東からの投資を 一段と呼び込み、アジア太平洋地域のイスラム金融の中心であるマレ ーシアを追い抜くため、シャリア金融業務の拡大を模索している。

インドネシア中央銀行のデータによると、同国のイスラム金融の 2008年末時点の資産は49兆5000億ルピアと、07年末の36兆5000 億ルピアから35.5%増加した。今年7月末現在では55兆6000億ルピ アに増えている。

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