【テクニカル分析】原油は67-68ドル底値に反発へ-バークレイズ

バークレイズ・キャピタルのテ クニカル分析によると、原油相場は1バレル当たり67-68ドルを底 値に100日間移動平均まで下落した後、反発する可能性が高い。

バークレイズによると、ニューヨーク商業取引所(NYMEX) の原油先物10月限は前日、原油価格が新安値から回復するときに起 きる「ハンマー」を形成した。6月に始まった三角パターンの下降ス ロープを完成し、原油は新たな上昇への下地を整えた。

バークレイズのアナリスト、ディレン・サリン氏とマクニール・ カリー氏は14日付のリポートで、「一段の下落は限定的なようだ。 3カ月の三角レンジは完成度を増しており、最近の下落は三角パター ン形成の最終局面とみられる」と指摘した。

原油価格は前日、一時68.02ドルの安値を付け100日移動平均 の中間値である67.58ドルと過去7カ月間の最安値を結んだトレン ドラインに近づいた。結局、終値は68.86ドルに戻したため、ハン マーを形成した。

バークレイズは1日に、原油価格と原油の相対力指数がかい離し ていることから、原油相場が100日移動平均に向けて下落すると正 確に予想した。

原油10月限は過去3カ月で「上昇三角形」を形成した。6月下 旬のピークを起点とする上昇、7月中旬の底を起点とする下降が収斂 (しゅうれん)に向かっている。

バークレイズのアナリストはリポートで、「数カ月にわたったレ ンジの形成(上昇三角形)と2月の底値からの力強い上昇相場は、レ ンジの高値が年初からの強気トレンドの再開を示唆している」と指摘 した。

バークレイズによると、原油が11日に付けた週間高値72.90ド ルを上抜ければ、「より広いレンジの高値である75.27ドル」に向 かって上昇するといい、この水準が「大きなハードル」になると予想 した。

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