8月の米鉱工業生産は上昇か、自動車買い替え策の効果波及-BN調査

米連邦準備制度理事会(FRB) が16日に発表する8月の鉱工業生産指数は、上昇したもようだ。オバ マ政権が実施した自動車買い替え奨励策の効果が米経済に広がったと エコノミストらはみている。

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機関75社を対象に実施し た調査の中央値では、8月の鉱工業生産指数は前月比0.6%上昇が見 込まれている。自動車メーカーが組み立てラインを再開させたことが 貢献したようだ。

1930年代以降で最悪となった今回のリセッション(景気後退)が 終了した可能性があるというバーナンキFRB議長の認識は、こうし た統計によって裏付けられそうだ。インフレは抑えられており、金融 当局は景気回復を加速させるため、引き続き政策金利を過去最低圏に 据え置くことが可能だ。

レイモンド・ジェームズ・アンド・アソシエーツのチーフエコノ ミスト、スコット・ブラウン氏は「製造業は総じて改善しているが、 大きく回復したわけではない」と指摘。「FRBの予想通り、景気は底 入れし、ゆっくりと回復している。事態は進展している」と語った。

鉱工業生産指数は午前9時15分(ワシントン時間、以下同じ)に 発表される。予想レンジは0.3%低下-1.5%上昇。予想通りならば、 7月の前月比0.5%上昇に続き、2カ月連続での伸びとなる。

米労働省が午前8時半に発表する8月の消費者物価指数(CPI) は、前月比0.3%上昇(75社の中央値)が予想される。前年同月比で は1.7%低下(38社の中央値)の見込み。食品とエネルギーを除いた コアCPI指数は前月比0.1%上昇と予想されている。

そのほか、米商務省が午前8時半に発表する4-6月(第2四半 期)の経常収支の赤字幅は、920億ドル(39社の中央値)に縮小した もようだ。

-- With assistance from Flavia Rotondi in Rome. Editors: Carlos Torres, Jeremy Torobin

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林 有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 Ywakabayash1@bloomberg.net Editor: Fumihiko Kasahara 記事に関する記者への問い合わせ先: Courtney Schlisserman in Washington at (1) (202) 624-1943 or cschlisserma@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Chris Anstey at +1-202-624-1972 or canstey@bloomberg.net

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