プロミス株が上場来安値、利息返還請求の増勢警戒-日興シ証弱気判断

大手消費者金融のプロミスの株価 が大幅に4日続落。利息返還請求の増加傾向を背景に、業績不安が高ま っており、一時5.8%安の653円と連日で上場来安値を更新した。

民主党がこれまで、消費者金融業界の規制強化に前向きだった経緯 があるため、新政権への警戒も、足元の下落基調につながっている。プ ロミス株は9月に入ってからきょうまでの12営業日中、10営業日で安 い。消費者金融を含む東証1部業種別33指数のその他金融株指数の午 前終値は1.1%安で、業種別全33指数の中で値下がり率トップ。

日興シティグループ証券の津田武寛アナリストは15日付の投資家 向けリポートで、プロミスの利息返還請求件数が8月に前年同月比 31%増の1万100件になったと指摘。例年、お盆の8月は請求が沈静 化するが、今年は1万件以上と伸び、8月の利息返還金も単体で70 億 円と過去最高水準という。利息返還の動向は「高水準横ばい」というよ りも「増加が続いている」との見方を示した。

同証では、子会社の三洋信販などの利息返還費用を厳しく見積もり、 プロミスの今期以降の業績予想を下方修正。業績減額に併せ、目標株価 を690円から520円に引き下げた。投資判断は「3(売り)」を継続。 目標株価は、2012年3月末のBPS(1株あたり純資産)予想520円 を基に、PBR(株価純資産倍率)1倍で算出した。

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