PE投資業界は出資先企業のIPO検討、株高受け-ブラックストーン

米ブラックストーン・グループ などプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社は株式相場 上昇に乗じようと、出資先企業の株式公開を実現する提案を検討して いる。ブラックストーンのトニー・ジェームズ社長が15日明らかに した。

ジェームズ社長はニューヨークで開催された会議で、「株式市場 は現在、われわれにとって広く開かれている」と指摘。「あらゆるP E投資会社が恐らく同じ状況にある」と述べた。

投資会社や金融機関は債務圧縮や投資家への収益還元を目指し、 資本市場の回復基調に乗じて出資先企業の株式売却を図ろうとしてい る。PE投資会社の出資を受けたディスカウント小売りチェーンの米 ダラー・ゼネラルや半導体メーカーのアバゴ・テクノロジーなどは、 ここ数カ月に新規株式公開(IPO)による株式売却を実施したり、 IPO計画の申請に動いている。IPO市場はそれまでの2年間、休 止状態にあった。

PE投資会社のKKRやシルバー・レークが出資するアバゴは先 月のIPO以来、株価が約13%値上がりした。S&P500種株価指 数は年初来で約17%、3月の安値からは約56%それぞれ上昇してい る。

ジェームズ社長は、ブラックストーンが米国内や海外の証券取引 所で企業のIPO実施を検討していると説明した。

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