米BNYメロン:資金洗浄裁判でロシア関税当局と和解か-関係者

カストディ(証券管理)業務で 世界最大手の銀行、米バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNY メロン)は、ロシアの関税当局と係争中のマネーロンダリング(資金 洗浄)訴訟で、モスクワでの次回審理(10月20日)前に和解する可 能性がある。事情に詳しい関係者が明らかにした。

同関係者によると、双方は最終的な和解金額について交渉を続け ている。また、和解内容には訴訟費用1400万ドルの支払いのほか、 BNYメロンがロシアの貿易金融4億ドルの拠出を約束することが含 まれる見通しという。この関係者は、詳細が最終決定されていないこ とやロシア側が承認していないことを理由に匿名で語った。

ロシア連邦関税局は、BNYメロンが1990年代にロシアから70 億ドル余りの違法な資金流出を手助けしたとして、2007年5月に同 行を提訴。威力脅迫および腐敗組織に関する米連邦法(RICO法) に基づき、被害相当額の3倍余りの約225億ドルの損害賠償を請求 した。

BNYメロンとロシア連邦関税局はともに、この件に関するコメ ントを控えている。

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