ドラギFSB議長:規制当局、バンカーの報酬を制限する権限ある

金融安定化理事会(FSB)のド ラギ議長(イタリア中央銀行総裁)は、規制当局はバンカーの報酬を 制限する権限があるとの見解を示した。FSBは来週、米ピッツバー グで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議(金融サミット)で提案 を行う予定。

ドラギ議長は15日、中央銀行や規制当局、政府当局者で構成する FSBの会合後に記者団に対し、「報酬は現在、完全に監督当局の権限 の範囲内にある」と指摘。「バンカーらはこれまで、報酬は民間契約で あると言われてきた。現時点では、報酬がリスクテークのインセンテ ィブと調整が取れていない場合には、規制当局に意見を主張する権利 があるのは極めて明白だ」と述べた。

G20が金融危機の再発防止に向けた規則に関する合意を目指す なか、FSBは、オバマ米大統領やブラウン英首相など各国首脳に対 し金融規制や報酬に関する提案を行う予定。ドラギ議長は15日、FS Bが報酬に関する指針で合意したことを明らかにした。

ドラギ議長は、国際展開する銀行の世界の賞与の規模は銀行業界 の全体的な業績に連動すべきだとの見方を示した。FSBは、取締役 会が「効果的に」報酬を監督し、銀行の利益が低迷した場合には支給 を保留したり回収したりすることを確認したい考えだ。

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