【個別銘柄】キヤノン、鉄鋼、電硝、ツルハ、東洋糖、ノジマ、加賀電

16日の日本株市場における材料銘 柄の値動きは以下の通り。

キヤノン(7751):一時4.2%高の3700円まで上昇。野村証券は 15日、投資判断を「2(中立)」から「1(買い)」に引き上げた。 和田木哲哉アナリストは、「米ヒューレット・パッカードとの協業で、 事務機器事業の中期成長リスクが大幅に低減する」(15日付リポー ト)などと評価。

鉄鋼株:大同特殊鋼(5471)は一時4.1%高の354円、住友金属 工業(5405)は2.7%高の232円、JFEホールディングス(5411) は2.2%高の3270円まで上昇。JPモルガン証券は15日、大同特鋼 と住金、JFEHDの投資判断をいずれも「オーバーウエート」、神戸 製鋼所(5406)と東京製鉄 (5423)を「中立」に新規に格付けした。 神戸鋼、東製鉄も堅調。

日本電気硝子(5214):5.5%高の961円まで上昇。16日付の日 本経済新聞朝刊は、日電硝が2010 年をめどに液晶パネル用ガラス基板 を1割増産すると報じた。中国や日本の景気刺激策で、液晶テレビの販 売が急回復していることへの対応で、400億円を投じて滋賀県の工場設 備を増強する。

ツルハホールディングス(3391):3.6%高の3740円まで上昇。 みずほ証券は15日、投資判断を新規に「1(強い買い)」に設定した。

東洋精糖(2107):8.7%高の150円まで上昇。砂糖事業で原材料 の調達管理など徹底した上、機能食品素材事業で飲料向けが引き続き好 調に推移、10年3月期の業績予想を上方修正した。連結営業利益は従 来予想比22%増の9億5000 万円の見通しになった。

ノジマ(7419):ストップ高水準の100円(16%)高の743円で 買い気配。10年3月期の連結営業利益予想を従来比36%増の22億 5000万円に前日増額修正した。5月にエコポイント制度が実施され、 前年を大幅に上回る販売状況が続いた。また、発行済株式総数の2.6% の相当する50万株、金額で5億円を上限とした自己株式の取得を行う とも発表。

加賀電子(8154):4%安の992円まで下落し、3カ月ぶりに 1000円の大台を割り込んだ。事務機器メーカー向けEMS(受託生 産)、遊技機器メーカー向けの部品販売がともに振るわず、今期 (2010年3月期)業績予想を下方修正した。連結営業利益は一転減益 見通しとなり、収益環境の厳しさが嫌気されている。

イズミ(8273):4.2%安の1277円まで反落。三菱UFJ証券は 15日、投資判断を「2(アウトパフォーム)」から「3(市場平均並 み)」に引き下げた。

エディオン(2730):一時4.2%高の868円と連日の年初来高値。 経済産業省は15日、エディオンから提出された事業再構築計画につい て認定したと発表。同社は10月1日付で、100%子会社のミドリ電化 とデオデオの合併を行うが、これに伴う登録免許税の軽減措置を受ける ことが今回の認定で可能になる。

メイテック(9744):7.3%安の1537円まで下落。10年3月期上 期の連結営業損益は、従来予想の32億円の赤字から37億円の赤字に 損失幅が拡大する見通しになった。技術者派遣事業の稼働率が期初想定 値を下回る見込みという。25円を予定していた第2四半期末の配当金 は50銭引き下げ、24円50銭にした。

大研医器(7775):11%高の2780円まで上昇。日中の上昇率では 約2週間ぶりの大きさ。9月30日付の株主名簿に記載された株主を対 象に1株につき2株の割合で株式を割り当てると15日に公表。業績好 調で増配も見込める上、株式流動性が高まるとの期待もある。

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