米トウモロコシ先物:過去最大の9%上昇、天候懸念で-大豆も高い

シカゴ商品取引所(CBOT)で は15日、トウモロコシ相場が過去最大の上昇率を示し、大豆相場も上 げた。来週気温が氷点下に下がり米国産穀物の生育に悪影響を与える との見方が広がった。小麦相場も過去6週間で最大の上昇率を示した。

米気象庁(NWS)によると、グレートプレーンズ(米中西部の 大平原)の北部と中西部で23日以降、かなりの気温低下が予想され、 25-27日にかけて最も低下するとみられる。民間気象予報会社のワー ルド・ウェザーによると、サウスダコタ州からミシガン州にかけての 農地では凍結被害が出る可能性があり、ネブラスカやアイオワ、イリ ノイ、インディアナ各州の一部の地域では霜が降りる恐れがある。

グレインアナリスト・ドット・コム(シカゴ)の市場アナリスト、 ビクター・レスピナス氏は「きょうは取引所のすべてのピットで穀物 に大量の買いが入った。大げさな反応かもしれないが、来週後半の気 温低下予報を受けて買いが加速した」と指摘。向こう数日間は「気温 低下への恐れが強まるか弱まるかの程度がすぐに市場に反映されるだ ろう」との見方を示した。

CBOTのトウモロコシ先物相場12月限は前日比28.75セント (9%)高の1ブッシェル当たり3.465ドルと、中心限月としては過 去最大の上昇率を記録した。大豆先物相場11月限は51セント(5.6%) 高の同9.60ドルと、7月30日以降で最大の上昇率を示した。小麦先 物相場12月限は16.5セント(3.6%)高の同4.705ドル。上昇率は8 月3日以降で最大だった。

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