米社債保証コストが低下-リーマン破たん3カ月前の低水準に

15日のクレジット・デフォ ルト・スワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが 1年前の米リーマン・ブラザーズ・ホールディングス破たんの3 カ月余り前に見られた水準まで低下した。

フェニックス・パートナーズ・グループによれば、北米の投 資適格級企業125社で構成するマークイットCDX北米投資適 格指数のスプレッドはニューヨーク時間午後3時34分(日本時 間16日午前4時34分)現在、2ベーシスポイント(bp、1 bp=0.01%)低下の104bp。CMAデータビジョンの調べで は、これは2008年5月30日以来の低水準。同指数はリーマン が破たんした08年9月15日の約2カ月後には過去最高の280 bpに達していた。

リーマンの破たんが世界の金融市場にドミノ現象をもたらす との懸念が和らぐなか、信用市場は改善してきている。米国は 7000億ドルの金融支援プログラムの解除を検討しており、米金 融大手シティグループは米政府が救済と引き換えに取得した株式 34%をどのように売却するかについて協議を始めている。

JPモルガン・チェースによると、ロンドン市場で主に高リ スク・高利回りの44銘柄で構成するマークイットiTraxx クロスオーバー指数のスプレッドは最大14bp低下して543b pと、08年9月8日以来で最低となった。今年3月には1170b pまで上昇していた。

投資適格級の欧州企業125社で構成するマークイットiT raxx欧州指数は2.5bp下げて84.5bpと、08年6月以来 の低水準近く。欧州の銀行・保険25社で構成するマークイット iTraxx金融指数は3.5bp低下し79.5bpで、約1年1カ 月ぶり低水準近辺となった。

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