JPモルガン:配当の性急な引き上げなし-米景気回復の持続確認まで

米銀JPモルガン・チェースのマ イケル・カバナ最高財務責任者(CFO)は15日、米景気回復が持続 するのか見極めたいとして、配当を過去の水準に「性急に」引き上げ ることはしない方針を示した。

英バークレイズがニューヨークで開催した会議での講演でカバナ CFOは「資本維持の目的で減配という厳しい措置を取った後、配当 を性急に元の水準に戻しては意味がない」と語った。

JPモルガンは2月に株主配当を87%減額して1株当たり5セ ントとし、普通株で年50億ドル(約4550億円)の節減効果があると していた。同行および前身行が減配を実施したのは1990年以来初めて。

カバナCFOはこの日、景気の先行きや配当引き上げ可能な時期 を探るため、失業や貸倒損失に関するデータに注目していく姿勢を示 した。配当引き上げ可能となれば、1株当たり0.75-1ドルへの年率 で「大幅な」増配を実施する公算が大きいとも述べた。

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