欧州株:上昇、予想上回る米経済指標で-リオ・ティントやBT高い

欧州株式相場は上昇。この日発 表されたドイツの投資家信頼感指数が予想を下回ったものの、8月の 米小売売上高と、9月の米ニューヨーク地区の製造業景況指数がエコ ノミスト予想を上回ったことが、株価上昇につながった。

金属相場の上昇を材料に英豪系鉱山会社リオ・ティントと、スイス の同業エクストラータが高い。米経済指標を受け、景気低迷の最悪期が 過ぎたとの観測から金属相場が上げた。英電話会社、BTグループは、 クレディ・スイス・グループが同銘柄の投資判断を引き上げたことが好 感され、買われた。

一方、英民間放送のITVは5.7%下落。英競争法当局がITVに 対して主要チャンネルの広告規制を維持する必要があるとの見解を示し たことが売りを誘った。

ダウ欧州600指数は前日比0.2%高の241.36で終了。1年前 の米リーマン・ブラザーズ・ホールディングス破たんで同指数は一時 44%安となった。リーマンが破産法適用を申請する以前の水準からは 14%下げている。

バンク・サラシンのグローバル・チーフストラテジスト、フィリ ップ・ベアトシ氏(チューリヒ在勤)はブルームバーグテレビジョン に対し、「2010年の増益率は20%以上となる可能性がある。こうし た見方を考慮すると、相場はそれほど割高ではない。景気は引き続き予 想外に回復するだろう」との見方を示した。

ダウ欧州600指数は3月9日以降、53%上げている。ブルーム バーグがまとめたデータによれば、同指数構成銘柄の株価収益率(P ER)は46.8倍と、6年余りで最高となっている。

15日の西欧市場では、18カ国中15カ国で主要株価指数が上昇。 ダウ・ユーロ50種指数は前日比0.5%高、ダウ・欧州50種指数は

0.1%上げた。

リオ・ティントは1.7%上げ、エクストラータは2%高となった。 ロンドン金属取引所(LME)の銅、鉛、ニッケル、亜鉛の各相場は いずれも高い。

BTは4.4%上昇。クレディ・スイスは2009、10両年の業績 見通し引き上げを理由に、同銘柄の投資判断を「ニュートラル」から 「アウトパフォーム」に引き上げた。

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