欧州債:独国債下落、景況感指数3年ぶり高水準で-安全需要が後退

欧州債市場ではドイツ国債相場が 下落。9月の独景況感指数がこの3年余りでの最高水準に上昇したこ とを受け、国債の安全性に対する需要が減退した。

独10年債の下げが最もきつかった。欧州経済研究所センター(Z EW)が投資家やアナリストを対象に調査した9月の期待指数は57.7 と、8月の56.1から上昇。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエ コノミスト予想中央値の60.0は下回った。アイルランドは2014年 と2020年に償還期限を迎える国債10億ユーロを入札した。

野村インターナショナルの債券ストラテジスト、ショーン・マロ ーニー氏(ロンドン在勤)は、「ZEWの調査と今週の入札は国債相 場にとってリスクとなっており、相場を若干押し下げる要因となっ た」と指摘。「構造的な需要は根強いため、リスク要因が通過した後 の市場の関心はこうした点に移るだろう」と述べた。

ロンドン時間午後4時50分現在、独10年債利回りは前日比4ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し3.29%。同国債 (表面利率3.5%、2019年償還)価格は0.31ポイント下げ101.69。 2年債利回りは前日比1bp上昇の1.25%。

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