英歌手L・アレンさん、ダウンロード違法化に反対表明の大物に苦言

英国政府が音楽を繰り返し違法 にダウンロードするユーザーらのインターネット・サービスを遮断す ることを提案。若手シンガーのリリー・アレンさんは、こうした動き に反対を表明したレディオヘッドやピンク・フロイド、ブラーなど大 手ロックバンドのミュージシャンを批判している。

アレンさんは「違法音楽は英音楽業界に危険な影響を及ぼしてい ると信じている。だが、ピンク・フロイドのニック・メーソンや、レ ディオヘッドのエド・オサリバンのような一部の実際に裕福で成功し たアーティストらはそうは考えていないようだ」と、ソーシャル・ネ ットワーキング・サービス(SNS)のマイスペースの自らのブログ に書き込んだ。

上記3グループに属するミュージシャンのほか、アニー・レノッ クスなどのミュージシャンらが形成したフィーチャード・アーティス ツ・コーリション(FAC)は先週、英政府のダウンロード違法化案 が平均的な音楽ファンを疎外し、処罰する恐れがあるとの見解を示し た。

マンデルソン英民間企業担当相は、書簡による警告を無視し、違 法に音楽ファイルをダウンロードするインターネットユーザーに対す るサービスを遮断する案を後押ししている。同様の案はフランスでも 議論されているほか、アイルランドの電話会社エアコムは音楽会社と ともに文書で、違法ダウンロードの警告を無視した顧客へのサービス を差し止めると警告している。

国際レコード産業連盟(IFPI)によれば、ダウンロードされ た音楽の95%は違法なものと推測されている。2008年は400億回 の違法ダウンロードがあり、米アップルのオンライン音楽・映像配信 サービス「iTunes(アイチューン)」で1曲あたり99セント で販売されたと換算すると損失はほぼ400億ドル(約3兆6470億 円)となる。

こうした見方に対し、FACは音楽ファイルを共有する音楽ファ ンは商品やコンサートチケット購入によりアーティストの立身出世に 貢献していると反論する。

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