シュタルクECB理事:銀行への融資措置、来年にも規模縮小へ

欧州中央銀行(ECB)の シュタルク理事は15日、恐らく来年にはECBが市中銀行への 資金提供規模を縮小し始めるとの見通しを示した。

シュタルク理事はベルリンでの講演で、「ECBが変更しな い限り、緊急融資措置の規模は来年から自動的に縮小される」と 指摘。「金融危機に対処するため講じた緊急措置を段階的に解除 できるよう準備が十分に整っている」と述べた。

ECBは銀行による貸し出し再開に向け、銀行に対する無制 限の融資提供や、最大600億ユーロ相当のカバードボンド(ロー ンを裏付けとした債券)の購入など「非伝統的措置」を実施して いる。ECBはさらに、欧州で戦後最悪のリセッション(景気後 退)に対応するため、政策金利を過去最低の1%に引き下げてい る。

同理事はその上で、融資措置の規模縮小を開始する時期につ いては、銀行の財務状況や資金調達リスクの度合いに基づいて融 資規模や期間を調整しながら決定するとの考えを示した。

原題:Stark Says ECB May Start Scaling Back Bank

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