8月の英インフレ率:1.6%に低下-05年1月以来の低水準

英政府統計局(ONS)が15日発 表した8月の英消費者物価指数は、前年同月比1.6%上昇となった。 石油値上がりがリセッション(景気後退)による物価抑圧の影響を和 らげ、インフレ率はエコノミスト予想ほど落ち込まなかった。

前年同月比の上昇率は2005年1月以来の低水準。ブルームバー グ・ニュースがまとめたエコノミスト31人の調査では1.4%上昇と 見込まれていた。7月は1.8%上昇だった。8月の指数は前月比では

0.4%上昇。0.3%上昇が見込まれていた。

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS) のエコノミスト、ロス・ウォーカー氏(ロンドン在勤)は、「インフレ 率は底でも1.3%ないしは1.4%となりそうで、とてもデフレとはいえ ない」と述べ、「当局者はデフレ回避で自画自賛するかもしれないが、 想定可能な将来の政策と金融緩和の程度に関する疑問もある」と語っ た。

ONSによれば、公共料金が今年は上昇していないほか、食料品 価格が前月比で2000年以降で最大の落ち込みとなった。

一方、同時に発表された8月の英小売物価指数は前年同月比

1.3%低下した。7月は同1.4%低下だった。

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