ダイキン株反発、円高抵抗力やインフル対応機期待-クレディS強気

国内エアコン最大手のダイキン 工業株が急騰し、一時前日比9.1%高の3480円と8月27日(高値 3520 円)以来、およそ半月ぶりの高値水準を回復。円高抵抗力が強 く、順次投入する計画の抗インフルエンザに有効性のある空調機器が 期待できる、との指摘が一部アナリストから出て、これを好感した買 いが膨らんだ。

午後1時55分時点の売買高は約560万株と、年初来最高水準に 達し、売買代金も195億円と東証1部でトップに立つ。

クレディ・スイス証券では、ダイキン工の今期(2010年3月 期)業績について、国内外での売り上げ減少による悪影響を計画比で 円安の為替効果で補うとし、連結営業利益予想を従来の430億円か ら470億円(会社計画400億円)へ増額した。ダイキン工が期初に 設定した通期想定為替レートは1ドル=90円、1ユーロ=120円。

さらに同証の黒田真路アナリストは14日付の投資家向けリポー トで、来期には「インフルエンザ対応空調機や北米初となるインバー タ搭載ダクト式エアコンの市場投入効果などによる需要増、地域ミッ クス改善なども期待できる」と指摘。来期11年3月期の連結営業利 益予想を890億円から920億円へ見直した。

クレディS証では業績予想の見直しに併せ、ダイキン工の目標株 価を3500 円から3650円に引き上げた。投資判断「アウトパフォー ム」は継続。目標株価算出には、11年3月期の予想EPS(1株当 たり純利益)150.74円に過去平均水準のPER(株価収益率)24.2 倍を適用している。

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