塩野義株が午後一段高、HIV新薬の初期臨床試験良好-米学会発表

国内中堅製薬メーカーの塩野義製 薬株が一段高。米国で開発中のHIV治療薬「S/GSK1349572」の第1 相試験(フェーズ1)および前期第2相試験(前フェーズ2)が良好な 成績を得た、と午後1時に発表、開発進展などを見込んだ買いが膨らん でいる。

午後の取引で、一時前日比7.4%高の2255円まで上げ幅を拡大。 午後1時から午後1時30分までの約30分間で120万株の売買が約定、 同時刻までの累積出来高242万株に対する占有率は49.6%に達した。 午前終値は3%高の2165円だった。

塩野義が午後1時に公表した報道資料によると、S/GSK1349572と そのバックアップ化合物「S/GSK1265744」など一連のHIVインテグ レース阻害薬の臨床試験は、健常人48人、HIV感染患者11人を対 象に実施された。

米サンフランシスコで開催中の学会で発表した臨床試験結果による と、HIV-1感染患者を対象とした試験では、S/GSK1265744を1日 1回、10日間にわたり経口投与したところ、ウイルスは中央値で

2.6log10減った。また、投与後14日までに88%の被験者において血 中ウイルスが検出できないぐらいの低いレベルに低下。安全性について も良好な結果が得られたといい、同薬の反復投与を受けた被験者の7% で軽い頭痛がみられた程度(薬理効果のない偽薬では15%)という。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE