マニー株1年ぶり高値、ニッチ分野で高技術・高シェア-成長力評価

【記者:鷺池 秀樹】

9月15日(ブルームバーグ)手術用の縫合針や歯科用治療機器 メーカーのマニー株が一時、前日比3.7%高の6770円と続伸。 2008年9月2日以来、約1年ぶりの水準を回復した。同社製品に対 する医師からの評価は高く、決算発表を来月初旬に控え、好業績が期 待できる銘柄として100株単位の小口買いが散発的に入っている。

独立系調査会社ティー・アイ・ダヴリュの服部隆生アナリストは、 「取り扱い製品はニッチだが、世界シェアが高く、技術力も高い。海 外で生産や検査を行っていることもあり、コスト競争力が高く、中長 期で成長できる企業」との見方を示唆、ニッチで強い銘柄を買う最近 の流れに乗っていると指摘した。

マニーは8月決算銘柄。ブルームバーグ・データによると10月 7日に前期(2009年8月期)決算を公表する予定だ。会社側の連結 純利益見込みは、前の期比べ3.2%減の21億円。これに対し、担当 アナリスト7人の同予想値平均も21億円と、業績下振れリスクは小 さいとの見方が浸透している。

服部氏は、来期(2010年8月期)の純利益が25億円になると 試算し、1株利益(EPS)は430 円と想定。その上で、「来期以 降は10%超の利益成長が可能だ。株価収益率(PER)20倍に相当 する8000円超まで株価は上昇余地がある」と話していた。

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