8月の米小売売上高は約3年ぶり大幅増か、自動車買い替え策で-調査

米商務省が15日に発表す る8月の小売売上高は、オバマ政権の自動車買い替え奨励策が寄 与し、約3年ぶりの大幅増加となったもようだ。

ブルームバーグが金融・調査機関73社を対象に実施した調 査の中央値では、8月の小売売上高は前月比1.9%増となる見込 み。7月は同0.1%減だった。自動車を除いたベースでは前月比

0.4%増(66社の予想中央値)とみられている。

米消費者は先月、買い替え奨励策を利用して燃費の良い新車 に買い替えており、電気製品や家具などの購入予算が絞り込まれ た。失業率は10-12月(第4四半期)に10%に達する見通し で、1930年代以降で最悪のリセッション(景気後退)からの景 気回復を個人消費がけん引する公算が小さいことを示唆してい る。

ムーディーズ・エコノミー・ドット・コムのディレクター、 ジョゼフ・ブラスエラ氏は「自動車買い替え奨励策のおかげで、 個人消費は少しずつだが伸びている」と指摘。「7-9月(第3 四半期)の製造業の回復は、自動車が主導している」と語った。

小売売上高は午前8時半(ワシントン時間)に発表される。 予想レンジは前月比0.8%増-3.8%増。

8月24日に終了した自動車買い替え奨励策では、燃費の良 い自動車やトラックに買い換えると最大4500ドルの補助が受け られた。米運輸省によれば、同制度の下で約70万台が販売され た。

労働省は同じく午前8時半に、8月の生産者物価指数(PP I)を発表する。燃料コスト高を反映し、前月比0.8%上昇(73 社の中央値)が予想されている。

商務省が午前10時に発表する7月の企業在庫は、前月比

0.9%減(52社の中央値)と、11カ月連続で減少したとみられ ている。6月は同1.1%減少だった。

-- With assistance from Scott Lanman in Washington and Mary Schlangenstein in Dallas. Editors: Jeremy Torobin, Christopher Wellisz

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林 有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 Ywakabayash1@bloomberg.net Editor:Eiji Toshi 記事に関する記者への問い合わせ先: Timothy R. Homan in Washington at +1-202-624-1961 or thoman1@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Chris Anstey +1-202-624-1972 or canstey@bloomberg.net

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