豪中銀議事録:いずれ利上げが必要に-景気信頼感が上昇

オーストラリア準備銀行(RBA) は15日、今月1日に開催した金融政策決定会合の議事録を公表し、政 策担当者らが50年ぶり低金利がインフレを助長するリスクと利上げ が景気回復を失速させるリスクとを重点的に比較検討していると指摘 した。

RBAは議事録で、「政策委員会メンバーは中期的なインフレ抑 制と景気回復支援のバランスを取る必要性を認識している」と説明し た。

RBAは1日の決定会合で、政策金利である翌日物オフィシャ ル・キャッシュレートを5カ月連続で3%に据え置いた。議事録によ れば、「性急な利上げと信頼感や需要に対するマイナス効果」を避け る狙いがあったという。議事録はただ、政府の給付金と220億豪ドル 規模のインフラ整備事業計画によって消費者の景気信頼感が大幅に押 し上げられており、このことは政策金利の引き上げが「いずれ」必要 になることを意味していると付け加えた。

議事録は、今月の決定会合で検討可能な兆候は「経済情勢がおお むねその方向に進んでいることを示唆している」としながらも、「内 外の経済見通しをめぐる若干の不透明感が残る」との見方も示してい る。

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