米大統領:銀行の幹部報酬制限、現実的でない-株主が最適の監視役

【記者:Alison Vekshin and Julianna Goldman】

9月14日(ブルームバーグ):オバマ米大統領は14日、金融機関 の幹部に対して報酬制限を課すことは現実的ではないと語った。テク ノロジーからスポーツに至るまで、オバマ政権が他の業界にルールの 適用範囲を拡大する必要が出てくることを理由として挙げた。

オバマ大統領はブルームバーグ・ニュースとのインタビューで、 株主と投資家こそが金融機関の報酬慣行の「最適の監視役」だと指摘 し、公的資金の注入を受けていない企業の報酬基準に政府が介入すべ きでないとの考えを示した。

大統領は「ウォール街(米金融街)の幹部報酬を制限しようとし ながら、シリコンバレーの起業家やナショナル・フットボールリーグ (NFL)の選手にそうしないのはなぜか、そう自問せざるを得ない だろう」と述べた。

20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は今月、金融シ ステムの信頼回復を図るため、金融機関のボーナスを抑制する提案を 支持した。これを踏まえて、オバマ大統領が議長役を務めるG20首脳 会議(金融サミット)が23、24の両日、米ピッツバーグで開かれる。

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