米NY州:財政赤字への対応で23日に公開会議-議会指導者も参加へ

パターソン米ニューヨーク州知事 は14日、同州の今年度(2009年4月-10年3月)の財政赤字21億ド ル(約1900億円)を穴埋めし、将来の赤字を補うための財源を検討す るため、共和、民主両党の議会指導者を今月23日の公開会議に招いた と発表した。

同知事は発表文で、「この問題の検討を先送りすればするほど、意 思決定は困難になる」と述べた。ニューヨーク州は10年度期末までの 残り半年間で、歳出抑制もしくは増税などの財政措置か13億8000万 ドルの準備金からの引き出しといった一時的な調整で赤字を補わなけ ればならない。

同州予算局は7月、4月に承認された予算は税収が予想を下回っ たため不均衡になったことを明らかにした。同局では、歳出計画ある いは歳入見通しに変更がないと想定した場合、財政赤字が11年度には 46億2000万ドル、12年度には133億ドルに達すると試算している。

最近数年間の公開会議では合意に至らず、両党の議員は予算均衡 に向けた提案を示すことを拒否している。ニューヨーク州議会上院は、 32対30で民主党がわずかながら優勢で、法案の通過には32票が必要 なため、歳出の変更や増税は難しいとみられる。

上院の民主党指導者、ジョン・サンプソン議員(ブルックリン選 出)と共和党指導者ディーン・スケロス議員(ロングアイランド・ロ ックビルセンター選出)はともに、財政赤字の解消を目的とした増税 や手数料の引き上げに反対の姿勢を表明している。

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