ロス氏のファンド、リターンは20%に-不良化した住宅証券購入で

大幅に値下がりした資産に投資 する米資産家ウィルバー・ロス氏は、金融機関から不良資産を買い取 る米財務省の官民投資プログラム(PPIP)に参加しているファン ドのリターンが年間20%に達すると予想している。

米コネティカット州年金当局者が明らかにしたもので、親会社の インベスコと協力関係にあるロス氏の企業が不良化した住宅ローン 関連証券の購入を通じて実現するとしたリターンの見通しは、同州年 金基金の最大2億ドル(約180億円)の運用委託受注を目指す4社 の中で最も高かった。ほか3社は、アライアンスバーンスタイン・ホ ールディングとマラソン・アセット・マネジメントはそれぞれ18%、 ウェリントン・マネジメントは13-17%を見込んでいる。

コネティカット州の公的年金基金であるCRPTFのM・ティモ シー・コーベット最高投資責任者(CIO)は2日付の資料で、額面 割れした住宅ローン担保証券(MBS)の購入機会について、「景気 回復のシナリオでは、大幅な割引価格での購入が非常に大きなリター ンを可能にする」と指摘した。

米財務省は7月、PPIPに参加する資産運用会社としてこれら 4社を含めた9社を選定した。

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