銀座の宝飾不振で松屋株が4年半ぶり安値、通期業績は一転営業赤字

銀座と浅草で百貨店を展開する 松屋株が3日続落、一時3.9%安の800円と2005年3月以来、およ そ4年半ぶりの安値に沈んだ。景気低迷のあおりで衣料や宝飾など高 級品の販売が落ち込んでいるため、2010年2月期の業績予想を前日 に下方修正した。本業のもうけを示す営業利益は一転赤字になりそう で、収益環境の厳しさに警戒感が強まった

松屋が14日に発表した新しい業績予想によると、連結営業損益 は従来計画の1億円の黒字から8億円の赤字になる見通し。前期実績 は3億3600 万円の黒字。同社総務部の白石晴久IR担当課長は、 「販売管理費や広告費など経費削減に努めたものの、婦人・紳士衣料 品、宝飾品などのラグジュグジュアリーの売り上げが落ち込んでおり、 回復には時間が掛かる」との認識を示した。

上期(2-8月期)の既存店売上高は前年同期比12.8%減、主 力の銀座店は年同期比13.5%減と大きく落ち込んだ。下期(09年9 月-10年2月期)の既存店売上高は10.8%減と低迷が続くと予想。 ただ、銀座店はリニューアルが終了し、売上高は改善に向かうと見て いる。

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