サイバーA株高値、アメーバ事業は黒字転換も-大和格上げ

インターネット広告サービスを手 掛けるサイバーエージェントの株価が年初来高値を更新。ブログサービ スのアメーバ関連事業は赤字が続いてきたが、第4四半期(7-9月) に営業利益が黒字転換する可能性があるとの見方が一部で出て、収益改 善を期待した買いが優勢となった。

一時前日比7%高の10万8800円まで上げ、年初来高値を更新。 昨年8月以来、およそ1年ぶりの水準を回復した。午前10時25分時 点では、東証マザーズ市場の値上がり率9位となっている。

大和証券SMBC金融証券研究所では14日付で、投資判断を「2 (アウトパフォーム)」から「1(買い)」に引き上げた。長谷部潤ア ナリストは、「7-9月期においてアメーバ関連事業の営業黒転はほぼ 見えた。課金のみならず、ブログ広告収入だけでも黒転と推察」と指摘。 「売上高の拡大が利益率改善へとつながる事業構造へとようやく脱皮し た」(14日付のリポート)と評価する。

リポートによると、第3四半期(4-6月)の連結営業利益は前年 同期比38%増。アメーバ事業の営業損益は前年同期の3億9000万円 の赤字から3000万円の赤字に改善した。8月末のアメーバ会員数は 617万人、うち課金の会員数は80万人に達した。長谷部氏は、「第4 四半期のアメーバ事業はおそらく2億円程度の営業利益を確保すること で、サービス開始以来初となる四半期黒字化を達成する」と予想する。

広告代理事業の横ばい、FX事業の大幅減益を前提としても、アメ ーバを中心にしたメディア部門の伸長により、大和SMBCでは、サイ バーAの10年9月期以降の大幅な利益成長を予想。10年9月期の営業 利益は63億円、11年9月期は75億円と試算している。会社側による 09年9月期の営業利益予想は47億円。

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