オバマ米大統領:景気刺激策の性急な解除は避ける必要

オバマ米大統領は14日、最近の 経済指標は米国の景気が回復しつつあることを示唆していると述べる とともに、同政権としては景気刺激策を拙速に取りやめることは避け るべきだとの考えを明らかにした。

オバマ大統領はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、 「すべての経済指標が、回復が始まりつつあることを示唆する方向に あるようだ」と指摘。その上で「われわれが注意しなければならない のは、あまりにも早く病人から松葉づえを取り上げてしまうことだ」 と述べた。

ホワイトハウスは先週、7870億ドル(約71兆5000億円)の景気 刺激策が今年7-9月の成長率を最大3ポイント押し上げるとの見通 しを発表した。

同大統領は「現在の異常な介入措置の一部は可能な限り早期に終 わらせたいが、景気が回復しないうちでは早過ぎる」と表明。第2次 リセッション(景気後退)を「確実に回避する必要がある」と語った。

8月の米失業率は9.7%と、7月の9.4%から一段と悪化し、26 年ぶりの高水準に達した。ブルームバーグが今月行った調査によると、 エコノミストらは年内に10%に達すると予想している。

オバマ大統領は「雇用を失う人の数は毎月、着実に減ってきてい る」と指摘し、「状況は底入れしつつあり、雇用が若干増加し始める 可能性もある」との見方を示した。

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