世界の自動車市場、回復には最長5年かかる公算も-VDA会長

ドイツ自動車工業会(VDA) のマティアス・ビスマン会長は14日、世界の乗用車市場がリセッシ ョン(景気後退)から回復するのに最長で5年かかる可能性があり、 市場の成長は中国とインドの景気拡大に左右されるとの見方を示し た。

同会長はフランクフルト・モーター・ショーで記者会見し、今年 の世界の販売台数が「恐らく」5000万台に達すると予想。中国は景 気後退の「安定剤」の一つとなっており、現在は自動車産業にとって 米国よりも重要だと指摘した。

米自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)とフォード・モー ターは今年の国内販売が最大38%減の1050万台になると見込んで いる。このため、国家発展改革委員会(発改委)の見通し通り年間販 売台数が28%増加して1200万台に達すれば、中国は初めて世界最 大の自動車市場となる。

ビスマン会長は「誰にも正確な時期は言えないが、2年か3年、 5年後には世界の需要は力強く拡大するだろう。中国とインドの経済 が一段と繁栄するなかで、両国の自動車所有率が上昇する公算が大き い一方、米市場の回復が極めて重要だ」と述べた。

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