米トウモロコシ・小麦先物:下落-気温上昇や降雨で生育見通し改善

シカゴ商品取引所(CBOT) のトウモロコシ先物相場は14日、下落した。米中西部での気温上昇 でイールド(単収)が増加するとの見方が広がった。グレートプレー ンズ(中西部の大平原)の南部で降雨があり、作付け条件が改善した ため小麦相場も下げた。

ハイプレーンズ・リージョナル・クライメート・センターのデー タによると、サウスダコタ州東部からニューヨーク州にかけての一部 の農地では過去2週間の降雨量が平年の25%未満となり、過去7日 間の平均気温は平年をカ氏で最大8度上回った。一方、冬小麦の作付 けを来月に控えたコロラド州からテキサス州にかけての農地では平 年の4倍を超える降雨があった。

シティグループ・グローバル・マーケッツ(シカゴ)の穀物市場 担当アナリスト、マリオ・バレット氏は「小麦の作付けを前に土壌水 分の状態が改善している」と指摘。トウモロコシについては、中西部 での収穫が今月始まるが「気温上昇により凍結被害を受ける恐れが低 下している。これは収穫高が増加する可能性を意味する」との見方を 示した。

CBOTのトウモロコシ先物相場は、前週末比2セント(0.6%) 安の1ブッシェル当たり3.1775ドル。年初来では22%下げている。 小麦先物相場12月限は13.25セント(2.8%)安の同4.54ドル。 世界の供給が増加したことから、年初来では26%下落している。

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