トヨタ自動車:ニッケル水素電池を引き続き優先-ハイブリッド車向け

ハイブリッド車販売で世界最大 手のトヨタ自動車は、リチウムイオン電池搭載のハッチバック型ハイ ブリッド車「プリウス」を3年間、非公開でテストした後も、引き続 き大半のハイブリッド車に搭載する二次電池としてニッケル水素電 池を優先する方針だ。

トヨタの広報担当、ジャナ・ハートライン氏はインタビューに応 じ、同社が米国、日本、欧州で2006年から進めていたプリウス126 台の路上テストを先月終了したと語った。ニッケル水素電池を、より 高価なリチウムイオン電池に替えて実施された同プログラムの詳細 は明らかにされなかった。

自動車メーカー各社は、ニッケル水素電池の2倍の容量を持つリ チウムイオン電池を全面ないし部分的に利用したモデルを投入して いる。トヨタで電池開発に携わるエンジニアの戸島和夫氏によると、 トヨタのリチウムイオン電池搭載モデルの性能は良く、燃費は若干改 善したが、コスト面から見て従来型の大衆市場向けハイブリッド車に はニッケル水素電池が望ましいとされる。

ただ戸島氏は、同社が実施したテストの結果、リチウムイオン電 池の耐久性、安定性、安全性は確かであることが示されたと語った。

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