NY銅先物:4営業日続落-在庫増で需要鈍化懸念広がる

14日のニューヨーク銅先物相場 は4営業日続落。在庫が膨らみ、需要が弱まりつつある可能性がある との懸念が高まった。

ロンドン金属取引所(LME)の指定倉庫の銅在庫は、前営業日 比0.5%増の31万9800トンと、5月26日以来の水準まで拡大。今月 に入って7%増えたことになる。また、先週末の上海先物取引所の指 定倉庫の銅在庫は12%増の9万7396トンと、2007年6月以来の高水 準に達した。銅相場は年初の約2倍に急伸し、需要増の見通しが相場 を後押ししてきたが、供給拡大が需給の先行きに影を落としている。

インテグレーテッド・ブローカレッジ・サービシズのヘッド金属 ディーラー、フランク・マギー氏(シカゴ在勤)は「銅相場は在庫の 増加傾向を材料に取引されている」と述べ、「一般的な需要の認識は 一段と弱い」と指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先 物相場12月限終値は、前営業日比4.2セント(1.5%)安の1ポンド =2.8045ドル。これで4営業日続落となり、8月下旬以来で最も長い 下落局面となった。

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