円は対ドルで1月の高値に上昇も、新政権試す動きで-みずほコーポ銀

みずほコーポレート銀行は円の 対ドル相場について、円高阻止に向けた日本政府の対応を市場が試す なかで、円は1月に付けた水準に上昇する可能性があると指摘した。

みずほコーポレート銀行のシニア・テクニカル・アナリスト、ニ コール・エリオット氏(ロンドン在勤)は14日付の顧客向けリポー トで、「新政権の姿勢を試しながら、市場がドルを1月の安値に押し 下げようとする動きが非常に強い」と指摘した。

同氏によると、円は短期的な節目である1ドル=90円20銭、 90円ちょうど、89円ちょうどを突破した場合、1月の高値に「急激 に向かう」可能性がある。ブルームバーグのデータによると、円は1 月21日に同87円13銭に上昇した。

円相場はロンドン時間午後5時18分(日本時間15日午前1時 18分)現在、0.2%安の1ドル=90円89銭。一時は90円21銭に 上昇し、89円82銭を付けた2月12日以来の高値を付けた。

エリオット氏は、1ドル=90円55銭の段階でドルの「小規模 な売り持ち(ショート)ポジション」を建て、ドルが92円を「大幅 に上回る」水準に上昇した場合には、そのポジションを解消すべきだ と投資家に勧めた。ショートポジションは相場の下落を予想する場合 に取る。

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